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  • サンプル4:メッシュベースのグループ作成

    salome構造格子を作成して、ジオメトリベースではなく、メッシュベースでグループを作成する例です。
    作成したメッシュを一部修正(押し出したり、回転させたり)した場合に、ジオメトリベースでのグループ作成が出来ない場合があると思います。また、別のメッシャーで作成したUNVファイルを読み込んで、SalomeでOpenFOAM用の境界条件指定を実施した場合があるでしょう。そういうケースへの対応方法です。

    サンプルファイル



    まずは、極めて簡単な直方体のジオメトリを作成してみます。





    そして、メッシュ作成画面にシフトします。 今回は、いつものようにジオメトリを「Explode」で「Face分割」していない所に注目です。
    で、今回は構造格子(まぁOpenFOAMは非構造格子ですので、キレイに並んだ直方体メッシュといった方が良いですか)を作成してみます。「Hexahedrod(i,j,k)」を選択しました。







    とりあえずメッシュサイズをAutomaticに決めます。





    作成したメッシュの例。





    グループ作成画面を起動します。





    ・「Elements Type」に「Face」を選択します。
    ・「Name」を設定します。
    ・「Group type」に「Standalone group」を選択します。「Group on geometry」でない所が今回のポイントです。
    ・そうして、メッシュのFace(表面)をマウスでピックして「Add」でリストに放り込みます。マウスドラッグ(とうい表現で良いのかな?右ボタンを押しっぱなしにして動かしてみてください)で複数面を一度に選択できます。





    作成したグループは、「Object Brouwse」において「Display」する事で確認できます。





    こうして作成したグループは、unvファイルに反映されています。

    -1 2467 0 0 0 0 0 0 0 81 inlet 8 190 0 0 8 191 0 0 8 192 0 0 8 193 0 0 8 194 0 0 8 195 0 0 8 196 0 0 8 197 0 0 略 -1



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